ミニマムペイメント(最小返済額)と利息と元金の関係

リボ払いが主流であるカードローンの返済額として、ミニマムペイメント(最小返済額)が設定されていることがほとんどです。ミニマムペイメントが1万円という設定であれば、返済日には最低でも1万円は返済しなくてはなりません。この金額は借入金額ごとに設定されていて、同様に借入金額によって変動する金利と密接な関わりがあります。

例として10万円を実質年率18%で借りたとします。
実際にはないですががミニマムペイメントが設定されていなかったと仮定して、月々の負担を減らすため毎月1,000円だけ返済したとしましょう。

1ヶ月(30日間)の利息はこちらのページでも触れた計算式にあてはめると

100,000円 × 18% ÷ 365日 × 30日間 = 1,479円

となります。シミュレーションしてみると

返済回数 元金 利息 返済額
1回目 100,000円 1,479円 1,000円
2回目 100,479円 1,486円 1,000円
3回目 100,965円 1,493円 1,000円

なんかおかしなことになっていますね。返済すればするほど元金が増えてます。
これは月々の返済額が30日分の利息に満たない額であったためで、この返済額でずっと返済しても永遠に完済できないことになってしまいます。

なのでこの場合、最低限返済しなければならない金額は30日分の利息以上の金額でなければならないわけです。

次は30日分の利息1,479円よりも1円多い返済額1,480円で考えてみると

返済回数 元金 利息 返済額
1回目 100,000円 1,479円 1,480円
2回目 99,999円 1,479円 1,480円
3回目 99,998円 1,479円 1,480円

どうでしょうか。辛うじて元金は減ってはいますね、このペースでいったら完済できなくはないですが、かなり長期間の返済になるのではないでしょうか。
もうお分かりですね。こういった事態に陥らないためにミニマムペイメントは設定されているわけです。

負担を減らしたいならミニマムペイメントにとらわれない

10万円の借入で金利18%という場合だと、多くの業者では3,000円がミニマムペイメントとして設定されています。ちょっと長くなってしまうので実際に計算はしませんが、 この返済額での返済だと4年前後になってしまいます。

返済期間が長くなればなるほど、利息負担分は大きくなってゆきます。
意地の悪い見方ですが、貸付をおこなう業者から見たら利益が増えるということです。

もちろんこの返済ペースがご自身にあっているという方であれば、なんら問題はありませんが、少しでも利息負担分を減らしたい、返済総額を減らしたいという場合には、 ミニマムペイメントにとらわれず、繰上げ返済などを活用して少しでも早く完済することが重要となってきます。